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アコースティックギター
俗に言うフォークギター、又はアコースティックギターと呼ばれるギターのことです。
このギターはスチール(鉄)の弦を使用するギターで、主に弾き語りや、歌ではなくギターのみで聞かせるソロギターなどで多用されています。
スチール弦アコースティックギターは、一般的にはアンプ等に繋がずに生音を出す楽器ですが、アンプに繋ぐことの出来るアコースティックギターもあります。
それが写真のエレクトリックアコースティックギター、通称エレアコです。
このエレアコは、アンプに繋いで大きな音を出す事も出来ますし、アンプに繋がなくても普通のアコースティックギターとして、それなりの音量があり演奏する事が出来ます。
最初からエレアコを目的としたモデルもありますし、普通のアコースティックギターに外付けのピックアップを取りつけ、エレアコ化させる事も可能です。
写真:ギター講師、吉村 靖(使用ギター/MORRIS S-96)
ギターえとせとら
「ギターの保存方法や弦について」
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ギターの保存方法『日常』
- ギターの毎日の手入れとして、演奏後の汗や汚れのふき取りは、ギターの美観と弦の寿命を延ばします。
- ノンシリコンのクロスでさっと拭く程度でOKです。
汚れが酷くなってきた場合は、ラッカー専用のポリッシュで汚れを拭き取ります(毎日使用する必要は有りません)
- 弦は、張っている弦の太さ、ギターの個体差のため一概には言えませんが、湿度が高い場合は毎回緩めた方が湿度が低く乾燥している場合は、有る程度テンションが掛かっていた方が良いようです。
- 金属ペグの場合は、指紋を拭き取らないとそのまま取れにくくなり、錆の原因になります。
- 金属専用のクリーナーや保護剤が有るので気になる方は、使用しても良いと思います。
ギターの保存方法『弦』
- 弦は長期保存の場合は緩めるた方が、負担が軽くなります。
- 弦を張ったままでは、ネックの順反り、ブリッジの膨らみブレージングの剥がれ、ハイフレットの浮きの等を起こさせる力が掛かっています。
- また弦を張らない状態で長期保存すると、逆反りの原因にもなりますので若干張ってある方が良い様です。
ギターの保存方法『湿度・温度』
- 湿度、温度はギターに大な影響を与えます。
基本的には人間が快適に過ごす事の出来る環境がギターにとっても良いです。
- 相対湿度40~60%あたりが状態が良く50%に保てれば最高です。
- 特に湿度、温度が高くなると、接着剤も柔らかくなり変化が起こりやすくなります。
- また、過度の乾燥は、クラックトップの波打ち等の原因になります。
急激な温度変化は、ウェザーチェックの原因になります。
- 塗装と木との膨張率の違いによりますが温度が著しく違うに移動するときは、ケースに入れなじむまでケースから出さないようにします。
- 寒い所から温かい部屋に持ってきて、ケースを開けたときに曇る場合等は、すぐケースを閉じて、ゆっくりなじませます。
ギターの保存方法『指板』
- 指板は著しい乾燥などで割れが入る場合が有ります。
乾燥の酷いときは市販のレモンオイルを若干染み込ませると効果があるようです。
- 1~2ヶ月に一度の使用で十分です。
- シリコンを染み込ませると、後々接着剤な使えなくなり、リペアが困難になりますので、使用は控えた方が良いです。
- またレモンオイルは塗装を腐食しますので、注意が必要です。
- ポリッシュ用とは別の、専用のクロスを用意しましょうティッシュやタオルでかまいません。
弦について『材質』
- 弦には、その材質によって、代表的なものとしてブロンズ、フォスファーブロンズ。その他、ステンレス、ニッケル、モネル、コンパウンドなどが有ります。
- ブロンズは、銅とスズの合金で、腰の強い音で、最も一般的に使われている弦です。
スズの含量が多くなるにつれ、明るい音質になります。
- フォスファーブロンズは、銅に少量のリンを含ませたもので、倍音が増し、明るいきらびやかな音がします。
元々リンを入れた理由は、弦の寿命を長くするためでありブロンズに比べ、弦の寿命は長いです(価格もブロンズよりも一般的に高くなっています)
- ステンレスは銀色で、一般的にエレキギターに使われて、マグネチックのエレアコなどに使われることも有ります。
- モネルはギブソン社が弦に使用して、ニッケル、鉄、銅、マンガンの酸化に強い合金のためサビにくく寿命が長いです。
- コンパウンド(シルクアンドスチール)弦は、巻弦の芯と巻弦の間に
シルクを巻き付けたもので、巻き線には、シルバーコーティングした
銅が使用されおり、非常に繊細な音がします。
エキストラライトゲージと比べても、テンションが低くとても押さえやすいため、初心者にもおすすめです。
弦について『ゲージ』
- ゲージとは、太さの事です(単位はインチです)
弦は、太くなれば音量、音のハリやコシが増し迫力の有る音が出ます。
- 細くなると、繊細な音質を出すことが出来、チョーキングなどのテクニックも楽に出来ます。
- 太くなると、押指に力が必要になり、演奏性は低下し、細くなると、ビビリが多く起こります。
- どの太さが一番良いと言う事は有りません。
プレイヤーの求める音によって、選ぶべきゲージは変わり、ライトゲージが一般的の用です。
- 代表的なものとして・・・・・
- ヘビーゲージ(0.014、0.018、0.028、0.038、0.048、0.060)
- ミディアムゲージ(0.013、0.017、0.026、0.035、0.045、0.056)
- ライトゲージ(0.012、0.016、0.024、0.032、0.042、0.053)
- エクストラライト(0.010、0.014、0.023、0.030、0.039、0.047)
弦について『取り扱い』
- 弦は古くなると、フレット音痴になったり、テンションが下がる事によってサステインが無くなったり酷く錆びたりすると、フレットにも悪影響を及ぼします。
- 弦の寿命は一般的に、弾いている時間で24時間と言われます。
切れなくても、チューニングが狂ったり、音がこもりがちになったときが弦の変え時です。
- 季節や湿度によって、寿命はまちまちで、演奏後の乾拭きだけで、大分弦の寿命を延ばすことが出来ます。
citation, quotation EM acoustic Guitar 様
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